のんびりとした地域性や温暖で自然豊かな環境が大好きで、県外で就職しようとは全く思っていませんでした。高校卒業後は2年間、別の仕事をしていたのですが、看護師をしていた母から「向いているんじゃない」と勧められました。さらに、祖母の死をきっかけに漠然としていた目標が明確になり、看護師の道へ進みました。
大好きな宮崎で楽しく働くことができ、職場での人間関係にも恵まれ、家族も元気でいるので毎日とても充実しています。食べ物もおいしいですし、人も穏やか。子育てもしやすいと感じています。車でどこでも移動でき、いく先々に駐車場があるのも便利です。両親が近くに住んでいることも心強いです。遊ぶところが少ないと言われますが、感じ方は人それぞれかなと思います。実は、夫は新潟県からのサーフィン移住者。私もボディボードをするので、宮崎の海の魅力に満足しています。
療養病棟で、主に患者さんの入浴や食事の介助、口腔ケア、体位変換、吸引などの日常生活援助をしています。常に患者さんやご家族の気持ちに寄り添った看護を意識するようにしています。当院は、産休や育休の制度がしっかりしているので、1年間ずつ利用し安心して復職できました。夜勤や長日勤があるため、夫や両親には子どもが病気の時などにサポートしてもらっています。子どもも甘えたい盛りなのに我慢させていることもあると思いますが、平日の休みの時に保育園を休ませてたくさん遊んでいます。師長をはじめスタッフの方たちは、急な休みに対して嫌な顔もせず逆に心配してくれ、思う存分子どもの看護をすることができています。家族や職場のサポートがあるからこそ、患者さんときちんと向き合うことができるし、自己研鑽もできていると思います。
看護学校の就職案内を見て、当病院に入職しようと決めました。採用試験は、筆記試験と面接があったので先輩たちから病院の話を聞いたり、友人と一緒に勉強したりしました。就活生へは、自分が気になる企業や職場があれば、そこで働いている人たちに話を聞くなど徹底的にリサーチすることをおすすめします。せっかく採用されたのにすぐに辞めてしまうのはもったいないので、きちんと情報収集し納得して入社すれば、長く働き続けることができると思います。
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