宮崎で生まれ育って、住みやすさもよく分かっているので県外就職は考えていませんでした。学生時代の友人が県外出身者だったので、休みのときに訪ねて、県外の音楽ライブを鑑賞するなどオン、オフの切り替えもできています。学生の時に地域のことも学びました。県内で就職するなら地元のために働きたいと、地域の多くの方が利用する交通機関である宮崎交通はピッタリだと感じました。説明会に参加した際にバスだけではなく幅広い業種があることも知りました。いろいろな経験ができる面白さもあると感じました。県内での知名度の高さも魅力でした。
入社4年目ですが、地元ということもあり友人や知り合いが多く、何か困ったときに相談できる人が身近にいる心強さがあります。実家暮らしなので、生活面の心配をすることなく仕事に集中できるのもありがたいです。家族とあまり仕事の話はしませんが、ローカルニュースに当社が取り上げられることが多いので、「大変だね」「忙しいみたいだからゆっくりしてね」などと優しく声をかけてくれます。職場は大淀川を一望できる場所にあり、景色に癒やされます。一緒にいる仲間も温かくて、働きやすいと思っています。
私はバスの運行に関するさまざまな取りまとめを行っています。バス車内に流す音声データの作成や、バスの現在地が分かるバスロケーションシステムの管理などシステム的なことも多いです。この業務はバスだけでなく運行に関する全ての情報を把握しておかなければいけません。バスが走る地域を理解することが大切です。快適な運行のため、地域の問題をないがしろにはできないので、大切な足を確保するための代替案を考えることも必要です。大変だと感じることもたくさんありますが、私がバス停でバス待ちしているときに周りの方がバスロケーションシステムを見ている時などは、心の中で小さく「よし!」と思っています。イベント時にシャトルバスを出す時には応援に行きます。直接お客様と接することができる貴重な機会で、日ごろの感謝を伝えてくれる方もいます。地元の生活の支えになっていると実感できて、うれしいです。
大学3年の3月ごろから県内の就活イベントに参加しました。地元を軸にしていたので、気になった企業には積極的に説明を聞きに行ったり、エントリーしたりして、メディア系など当社を含む5社ほどを候補に絞りました。試験は筆記と2回の面接があり、最終面接は当社社長が行いました。印象に残っている質問は「地元の特産品を紹介してください」です。筆記でも宮崎県内の時事問題が多く出ていたので、日ごろから地元の新聞を読んでおくといいと思います。今、就活している人には固定観念にとらわれず、広い視野を持って企業を見てと言いたいです。知っていると思っていた企業でも、実際に働いている人の話を聞くと、新たな発見があります。焦らずにじっくり考えて、後悔しない就活にしてください。
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