学生時代に宮崎市と公立大が共同で行う創業者支援のプロジェクトに参加し、実際にお店の創業や販路拡大などに携わりました。創業することの大変さを経験し、宮崎の人たちを支える仕事をしたいと思うようになりました。「たかしん」は、「Face to Face」でお客様との距離が近いことや地域経済の発展を掲げていることから、金融の面で地域の人を支えることができるのではと思い、志望しました。採用面接の際に、プロジェクトに参加したことを話したら「いい経験をしたね」と言ってもらえたのも、この仕事を選んだ決め手になりました。
地域や年齢、性別を問わず、優しく温かい人が多い印象です。仕事柄たくさんの人に接することが多いのですが、常に温かい声掛けや笑顔で対応していただき、元気をもらっています。お客様とはゴルフの話で盛り上がったり、一人暮らしをしていると話すと「持って帰りない」とおかずをいただいたり、かわいがってもらっています。その方々のためにも頑張ろうと思って仕事をしています。
得意先係と呼ばれる営業を担当しています。毎日お客様を訪問し、集金をしたり融資商品の提案をしたりしています。相談事があればすぐに駆けつけ、話を伺い、お客様のニーズに応えられるよう日々奮闘しています。ニーズに合った提案ができ、「ありがとう」や「あなたが担当でよかった」と感謝の言葉をいただくこともあり、やりがいを感じます。仕事をする際には「相手の話をしっかり聞く」ことを心掛けており、分からないことがあれば早めに先輩や上司に相談し、解決するようにしています。
現在は月1回本店で行われる融資の研修に参加しているほか、ファイナンシャルプランナーの資格取得に向けて勉強中です。預金や融資だけでなく、相続や年金など幅広い知識を身につけたいと思っています。
宮崎での就職を希望していたので、県内で開催される合同説明会はほとんど参加しました。その後コロナ禍になり、インターンシップはほとんどの企業が中止になりました。そのため、大学の就職支援室と「ヤングJOBサポートみやざき」を活用し、履歴書の添削や面接の練習に何度も通いました。自分が納得するまで就活をしていたのがよかったと思います。
就活生へは、早めに準備することをおすすめします。良い結果につながらなくても自分の良さを見出してくれる企業があると思うので、最後まで諦めずに就活をやり抜いてほしいです。
宮崎日日新聞社
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