小さいころから保育士になる夢を持っており、高校卒業後に宮崎学園短期大学の保育科に進学。保育科の卒業を迎えるときに、あと1年頑張れば介護士の資格も取れると知り、専攻科に進みました。介護の実習を重ねるうちに、年配の利用者さんの笑顔や声掛けに励まされる自分を見つけ、介護士が合っていると感じるように。ちょうど実習でときわ会のひなもり園でお世話になり、人間関係が円滑で働きやすいなと実感していたため、そのまま就職を決めました。
生まれも育ちも宮崎で、県外に出るのは嫌だと思っていたので、地元が最高です。都会の人混みが苦手で、自分のペースでのんびりと過ごせる宮崎で働くことを、当初から希望していました。自然も大好きですし、両親のそばで働ける安心感もあります。
特別養護老人ホームでは入浴、排せつなど、利用者一人ひとりに合わせて介護と支援を行っています。利用者の介護度によっては、介助が必要であったり、見守りだけで良かったりさまざまです。人数が多いこともあってつい時間に追われがちに。一人に関わる時間はあまり取れないのですが、できるだけ関わる時間を取れるように頑張っています。毎日しっかりあいさつを交わし、話をすることを積み重ねた結果、私のことを覚えてくれていると感じる場面に出合うとうれしいですね。名前を呼んでもらったり、笑顔で話しかけてもらったり、「ありがとう」と感謝の気持ちを表していただいたときには、気持ちが明るくなって仕事の活力になります。
ときわ会には介護士の資格取得の実習でお世話になりました。実習後にアルバイトとして働く機会もあり、職場のことがよく分かっていたので、働くならここだなと感じて実習担当の方に採用試験を受けたいとお願いしました。そのため、就職イベントなどには参加していません。面接や論文の試験を受けて、すぐに内定をいただきました。面接の際には、元気よくあいさつすること、笑顔でいることを心がけて臨みました。
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