私が就活をしていたのはちょうどコロナ禍でした。同じ学科の多くの学生が大学院に進む中、私は就職の道を選択しました。就職担当の教授にいくつか候補企業を紹介してもらい、その中の一つが地元宮崎とつながりのあるサザンクロスシステムズでした。業種にこだわりはなかったのですが、オンラインでの会社説明会の時に、永田社長の会社へのあふれる愛が画面越しに伝わってきて、この社長なら何があっても社員を助けてくれると思い、今の仕事を選びました。
社会人になって、大人たちが言う宮崎の住みやすさを実感しています。現在は一人暮らしをしているのですが、県外で就職した友人などと比べて家賃や物価は安いですし、なんといっても食べ物がおいしい!通勤時間が車で10分程度と短いのも宮崎だからこそだと思います。
都会は娯楽も多く刺激的ですが、私は旅行で楽しむくらいでいいかなと思っています。結婚や子育てなど将来の生活を考えると宮崎がいいなと感じます。
国内外の約1万社に採用されている企業のDXの基盤となるパッケージソフトの開発に携わっています。現在はプログラミングの知識がない人でもローコード・ノーコードでシステムの開発ができる、業務用アプリの開発に取り組んでいます。私自身がプログラミング未経験者だったため、誰もが分かりやすい・使いやすい画面や機能を考え、提案することができると思っています。頑張って作った画面を「いいね」と言ってもらえたり、リリースしたものが問題なく使えたりした時には、モノづくりの達成感や自分自身の成長を感じます。
入社後の技術研修はとても充実していて、今でも先輩方は何を尋ねても分かりやすく教えてくれます。「親睦会」を通して社員同士の交流が深まり、チームで行う仕事にいい影響を与えていると思います。
就職担当や研究室の教授に相談し、紹介してもらった会社の説明会に参加しました。適性検査の本を買って友達と問題を解き、研究室の先輩にエントリーシートを添削してもらったり、模擬面接をしてもらったりしました。私は紹介してもらった会社の中から自分に合う会社をすぐに見つけることができました。ただし、これがすべての人に当てはまるわけではないので、情報収集は少しでも早く行うことをお勧めします。幅広い年齢層の人と話をして、いろんな考え方を知り、仕事の選択肢を増やすのもいいと思います。私は学生時代の居酒屋や塾でのアルバイト経験が、自分の将来を考えるのにとても役立ちました。
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