熊本の大学に進学したのですが、就職は宮崎でと考えていました。一番の理由は、仕事で地元の役に立ちたいと考えていたからです。大学で「水処理」について研究していたので、その知識を生かせる企業を探していたときに、清本鉄工を見つけました。資格取得や教育サポートなど、社内制度が充実しているのも魅力でした。ものづくりにも興味があったので、宮崎県のインフラ整備・発展などに貢献できると思い、就職しました。
出身地ということで、環境の変化での疲れやストレスがなく、働きやすいと感じています。入社して住み始めた延岡市は工業地域なので、西都市出身の自分にとっては街並みが珍しく、面白いです。熊本や大分にも比較的近いので、ドライブや旅行などもしやすいと思います。そして、宮崎はおっとりした人が多く、落ち着きます。実家も近く家族との時間もとれるので、自分にとって宮崎で働くということは、プラスしかありません。
公共施設や民間企業の廃水設備のメンテナンス、新設工事に携わっていて、ポンプや配管、その他機器の整備・据え付けにおける現場管理を行っています。
現在は延岡市北浦町で食品工場の廃水処理施設を建設しており、現場代理人として工事の工程などを業者と打ち合わせをしながら、安全第一で作業が円滑に進むように調整しています。自然環境を保つために不可欠なインフラ業種に携わっているので、社会に貢献している実感は大きいです。
就職してから、機械保全士や玉掛け作業者、酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者などの資格を取得しました。福利厚生で資格取得に対するサポートがあり、働きながら学べる環境が整っているのも仕事に対するモチベーションアップにつながっています。
大学内の就活掲示板に貼ってあった宮崎へのUターン就職の案内を見て問い合わせをしたり、学内企業説明会や県主催のリモート合同企業説明会などに参加したりしました。コロナ禍での就活だったので、ほぼリモートでの就活でした。当社はエントリーシートを提出後、リモートで3回面接がありました。友人に面接の練習に付き合ってもらったり、大学でエントリーシートの書き方などをサポートしてもらったりしました。
就活中の皆さんには、自分の好きなことに挑戦してもらいたいです。社会人になっても学ぶ機会はたくさんあります。気負わず、自然体で活動してください!
宮崎日日新聞社
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